天候にも恵まれ、
沢山の方にご参加いただきました。
祥月月忌法要では多くの方にご参列頂きますので、
新型コロナウイルス対策と致しまして・・・
・出入口の常時開放
・納骨堂外でのお焼香台設置
・サーモグラフィーカメラでの検温
・消毒液設置
上記を実施させて頂き、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
来月の法要も皆様のお越しをお待ちしております。
YouTubeにて法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
改めまして皆さんこんにちは
本当にいい天気になりました
足羽山、福井の各地この開花宣言ということで
桜が大変綺麗な時期を迎えています
まあ、そんな中でも皆さん
それぞれに忙しい方今日こうやって変わらず
御参拝賜りましたこと先ずは心よりお礼申し上げます
ありがとうございます。
まあ、この4月
桜の時期という事でありますが
我々全国の仏教寺院では
4月8日ということで
皆さん等とこう
花祭りというのが聞きなじみがあると思います
どうしても一般的に花祭りというと
桜の祭りのように聞こえますけれども
我々は
4月8日は
お釈迦様が御生まれになられた日
ということで
降誕会というお祝いの法要を営む訳であります
皆さんも経験がないかもしれませんけれども
右手は天にね上を指して
左手は地に指を指して
誕生仏という
まあ、小さな小さなお釈迦様の
御生まれになられた時のお姿の仏像というのがあるんですね
それが花御堂といいまして
お花を着飾ったお堂
ちっちゃなお堂にですね
真ん中に置きまして
下には水盤を置きまして
甘茶という植物のこう飲むとあまいお茶なんですけれども
それを掛けて祝いの法要を読むわけであります
皆さん今でも仏教系の幼稚園ではお子さんが
像を引いてそういった行事をするわけでありますけれども
それは子供たちの健康を祈る
そういう法要でも今はあります
そんなお釈迦様が御生まれになられた時に
発せられたというお言葉があるんですね
これは皆さん聞いたこと思います
天上天下唯我独尊
まあ、色んな所で違う意味にも
目にしたり耳にしたりあるかもしれませんが
まあ、御生まれになられて7歩歩いてね
ぐーと周りを見つめて
右手を天に指して、左手を地に指して
天上天下唯我独尊とおっしゃた
伝説です
もちろん
お釈迦様だって一人の人間でしたから
そんなことはなかったはずなんですが
二千五百年前なんで分かりませんけれども
じゃあ、何でこんな伝説のお話が
後々お弟子さんたちが作ったかというと
こうやって皆さんご供養されているじゃないですか
手を合わせている供養の仕方であったり、
心を供える法要であったり
こういった物の起源っていうのは
やっぱり仏教の場合は
お釈迦様の生まれたっていう
ご縁が大事だから
その仏教の教えっていうものを
後世に伝えるために
天上天下唯我独尊
という言葉に込めたわけであります
まあ、それを伝えていくために
伝説的なお話が出来たんであろうと
言われております
そんな中でじゃあ、和尚さん
どういう意味ですかというと
天上天下ですから天にも地にもってことですね
我は一人
お釈迦様ただ一人こんな尊いものはいないぞ
これは偉そうな言葉ではない
毎年言ってもますけれども
どういう言葉かといいますと
自分の人生は自分の心次第で決まっていくんだぞ
っていう言葉です
これを皆さん覚えていてください
つまり、仏教では縁をとります
縁、縁
よく因縁とか言いますけれども
どういうことかというと
よく説明しますが
我々の人生は全て
原因があって結果があるんですよ
これはどういうことかというと
偶然はないという事です
全部自分の蒔いた種から始まっていくぞ
例えば、
花が咲くっていうのが結果であるならば
種を植えるのが原因ですね
で、その種を植えたから結果咲くかって言ったら
そうじゃないですか
土が必要だったり、風・水
色んな縁というものが助力として働いて
始めて結果になるわけでありますね
でも人間というのは偏りがあります
例えば早く花が咲かせたいと思うから
水をどぼどぼとあげたり、肥料をいっぱいあげたり
根腐れを起こして
花が咲きません
だから仏教は縁を
大事に扱っていきなさいよ
説くわけですね
というと分かりやすいと思います
そうなると我々は縁の中で
人のせいにしてみたり
環境のせいにしてみたり
するわけですけれども
そうじゃないと
縁
自分の心次第でその縁という物も
力にしていかなければいけないよ
でも我々はその縁に
ラベルを張るでしょ
自分にとって都合の良い縁
都合の悪い縁ということで
良い縁・悪い縁というわけですね
でも、この世の中に良いも悪いもありません
どんなご縁も
今日私が私であるために
必要だったんだ
大事なんだ
と捉えて力にしていく心という物を
今日こういう御供養を通して
自分の心を向き合って見つめて
もう一度生き方これを学ぶのが
皆さんの1か月に一回のこの御供養
大事なことでございます
そう思うと、はい、最期
桜からぜひ学んで頂きたいなと思いますね
桜にちなんだ詩って毎年色々と
私も皆さんにお伝えさせて頂いておりますが
いっぱいありますね
散る桜・残る桜・散る桜
なんてあります
良寛さんの有名な詩でありますしね
あれを見よ 深山の桜 咲きにけり 真心尽くせ 人知らずとも
どれも学びに通じていける詩だと思います
どういうことかというと
我々桜のように生きていこう
というのはどうやって学んだらいいかといったら
皆さん我々はご縁を選ぶといいましたね
でも桜は選びますでしょうか
ちゃんと時が来たら無心に咲いていきます
満開に咲いていきます
足羽川であろうと足羽山であろうが
うちのお寺の奥にある1本の桜であろうが
誰が見てくれるから咲こう
誰が見てくれないから咲かない
そんなものはない
只々自分のなすべき様
無心に咲いて
最期はどうするんですか
嘆かずに
また無心に時が来れば
散っていく
さあ、それを本当のあるがままと
いうんではないか
我々もそういう桜から学ぶことが多い時代を迎えて
いるように思います
もう一度人として
こういった喧噪の世の中でありますから
ぜひ、もう一度
自分の心と桜を照らし合わせて
生き方を豊かに学んで頂けたら
幸いでございます
今日は本当にありがとうございました。
≪お客様の声≫
金沢市Y様
ございません
お世話になり
ありがとうございました。
《次回の法要の日程をお確かめください》
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